溝とレールの場合、吊り戸の場合とでは原因が異なる場合がありますので、別々に説明します。
(1)溝とレールの場合
溝の傷みやレールの曲がりを点検して下さい。敷居すべりを張り替えたり、潤滑剤をさしたり、レールの曲がりを直すと元に戻ります。
磨耗した戸車は交換する必要がありますが、戸車は種類が多く、戸の重さを考慮して選定する必要があり、建具屋さんに相談してみて下さい。溝が戸の開閉に支障をきたすほど磨耗していたり、鴨居が下がってきている場合は、おおがかりな補修が必要になります。
建具屋さんに相談して下さい。
(2)吊り戸の場合
吊り車の磨耗や上部のハンガーレールのへこみや曲がりなどが原因となります。
潤滑剤をさしてもスムースにならない場合は建具屋さんに相談して下さい。