人にやさしく"すぐれもの"の木製建具
建具には金属や時にはプラスチックなどの新素材が使われることがありますが、人気が 高く、機能的に優れ、日本の気候風土に最も適しているのは、木製の建具です。
木製建具が高い評価をえているのは、木は伐採され、製材され、加工されて建具になっ ても「生きている」ことが、最大の理由です。
木は、ジメジメした梅雨の時期には水分を 蓄え、夏になると水分を放出して室内の湿度を調整して、住む人の健康と住宅を守っています。こうした四季おりおりの湿度の変化に合わせた「湿度調整機能」が備わっているのは、木が「生きている」からです。
人々の暮らしと季節の変化を微妙に調整する木は、大自然からの贈り物であり、限りなく人にやさしい素材なのです。
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